カリフォルニア州サンフランシスコ市にある日本語・日本文化教育を行う非営利団体
2031 Bush St, San Francisco CA 94115 | (415) 567-4383
学校について
金門学園は、1911年にサンフランシスコの歴史ある日本町に創立した日本語学校です。ピーク時には約650名人の生徒が在籍していました。金門学園は創立当時、サンフランシスコだけでなく、北米の日系コミュニティにおいても中心的な役割を果たし、日本文化を学ぶ場所として機能し、また保護者が直接交流できる場を提供してきました。
金門学園は、数々の名誉ある賞を受賞しています。著名な学者、日本の外交官、そして日本の皇族の方々も当校を訪れています。
教育目標
1911年の創立以来、金門学園はサンフランシスコの日系コミュニティの礎としての役割を果たし続けています。その教育目標を通じて、コミュニティのニーズに応じてきました。
1. 文化交流と理解: 金門学園は、日本文化を学生に紹介し、異文化理解を促進します。
2. グローバルな視点の養成: 金門学園は、多様な世界文化の探求を奨励します。
3. コミュニティへの参加と奉仕: 金門学園は、地域社会への奉仕と社会的責任を育成します。
4. 伝統言語と文化の継承: 金門学園は、日本の伝統とコミュニティの力強さを尊重します。
5. 適応性と革新: 金門学園は、伝統と現代的な視点を融合させます。
金門学園の教育目標にあるように、金門学園は、言語、文化、地域社会が融合する拠点として機能し、すべての生徒にダイナミックで充実した体験を提供し続けています。
歴史
19世紀後半、アメリカに移住した日本人移民とその子供たちは、過酷な人種差別の犠牲となっていました。中でも最も問題視されたのは、公立学校での日本人の子供たちの就学禁止でした。日系移民の親たちは、自分たちの子供が質の高い教育を受けられる保証を求め教育組織を結成、こうした動きがやがて金門学園の創立に繋がりしました。